葬式費用の捻出が困難な時、友人がカードローンを勧めてきた

以前、父親が急逝した時の話です。父が亡くなったのは60歳の時、私がまだ28歳の時でした。父が死んだからには当然お葬式を上げなければなりません。しかし、私にはまともな葬儀を行えるほどの資金の持ち合わせがなく、突然の死への戸惑いとも相まって、しばらくの間途方に暮れる日々を送っていました。

一人息子である私が様々なことを仕切らなければならないのは分かっていました。母は病気がちで、とてもじゃありませんが全てのことを賄える身体ではありません。父の友人から催促の言葉が届きました。お通夜はいつ行うのかと。

私はどうすれば良いのか分からなくなりました

お金がないことを理由に葬儀を延期するのか、それとも多少無理してでも供養の意味も込めて挙げてあげるべきなのか。私個人としてはもちろん挙げてあげたい。しかし、お金の問題はそんな心持だけではどうにもできません。私は学生時代からの親友に相談することにしました。

「どうしても葬儀を挙げたいなら、ローンを組むしかないんじゃないかな」

なるほどと思い、私は調べました。まず葬儀の費用がざっと計算して約200万円ほどかかるようです。葬儀ローンや色々なローンが検索でヒットしましたが、私はカードローンを選びました。なるべく早く葬儀をしたいのと、あまり煩雑な作業などが必要なさそうだったからです。

余裕を見て、プロミスから250万円を借り入れることにしました

私の年収などから考えて少し難色を示されましたが、借入理由を告げるとそれならと納得してもらえました。おそらく香典のことも考えてくれたのでしょう。香典返しの分を差し引いても、手元にはそれなりのお金が残りますので。

その他にも色々とやらなければならないことが多く、文字通り私は忙殺されました。死んでしまった人のことをなるべく思い出さないように忙しくするんだという話を聞いたことがありますが、その時の私はまさにその通りの有様でした。喪主としてきっちり役割を果たせたとは言えませんが、それでもきちんと葬儀を執り行えたことだけは、父へのせめてもの手向けだと感じています。

香典でいくらかを返済し、残りの分は少しずつですが自力で返しています。不謹慎な話ですが、近いうち母も天に召されることでしょう。その時の為に、少しでも貯金をしていきたいと思います。それでも足りない時は、またカードローンを利用することにします。理由を聞いて融通を利かせてくれた担当の人には本当に感謝しています。ありがとうございました。