まさかの保険未加入…窮地を救ってくれたのはカードローンでした

運悪く自動車事故を起こしてしまった私を待っていたのは、さらなる不幸でした。三井住友海上の自賠責保険には入っていたものの、任意保険には入っていなかったのです。忘れていたのではなく、「どうせ大丈夫だろう」という驕りからでした。

賠償額は30万円。相手の車の修理代です。人身事故でなくて良かったと、数年経った今でこそ思いますが、会社に入社してまだ一年と少ししか経っていなかった当時の私にとって、30万円という額は大金も大金、目の前が真っ暗になるような衝撃を与えました。

貯金は、ほとんどありませんでした。車のローンを支払うので手一杯で、30万円を一括で払える余裕なんてありませんでした。頼れる友人もおらず、両親に連絡を入れようにも、気恥ずかしさとプライドが、それを許しませんでした。

散々悩んだ結果、私はカードローンを利用することを決意しました

正直、苦肉の策であったことは否めません。カードローンに対してその時の私はあまり良い印象を持っていませんでした。名称こそマイルドですが、結局は、人の弱みにつけ込む金貸し業じゃないかと。

ネットでの融資は怖かったので、店頭で申し込みをしました。画面上の手続きのみでお金が動いてしまうことに恐怖を感じるのは私だけなのでしょうか。融資は滞りなく完了しました。安堵よりも不安が先行しました。無事に完済できるのだろうかという、不安。

借り入れた30万円を、そのまま相手方に渡しました。私の車も相応に傷ついていましたが、それを直す余裕はありません。幸い走れる状態にはありましたが、しばらくは事故のことがトラウマになってまともに車に乗れませんでした。

その事故から数年、既にローンは返済し終わっています。あの時、カードローンがなかったらどうなっていただろうと考え、多少の感謝の念は抱きますが、もう利用したくはありません。お金に対しては、それくらいの慎重さを持った方が良いでしょう。

任意保険にも入りました。貯金も始めました。どこかからお金を引っ張ってこなければならないような事態はもうごめんですからね。今後、カードローンに頼らざるを得ないような状況に陥らないことを、望みます。